畑に建つ巨大なカボチャ住宅
φ 8,400mmH 6,200mm
🎃PROTOTYPE
P-HOUSE 08
DEPARTMENT OF
GIGANTIC CROP DEVELOPMENT

超重量農作物
開発学科

食べるか、住むか。
その二択を、私たちはなくしたい。
新鮮築 1日総重量 18.4t可食面積 62%

野菜は育て、収穫して食べるもの。
でも、その前に中へ入れないだろうか。

人間が内部へ入れるほど巨大化した「居住型超重量作物」の育種・栽培・建築利用・生活環境を研究します。

巨大カボチャ、ジャガイモ、タマネギ、スイカ。作物を食料だけでなく、住宅と農地を兼ねる生活基盤へ。

研究しているのは「家になる野菜」ではなく、
野菜だったものに、普通に住む未来。
SECTION / PUMPKIN TYPE
外皮果肉壁居住空間種子ロフト

STANDARD SECTION SCALE 1:50

OUR PHILOSOPHY

農地から、住宅が生えてくればよい。

「食べながら住めば、食料問題と住宅問題を一緒に考えられる」。この研究領域を可食住宅農学、英語でEdible Residential Agriculture、略して食住農学と呼びます。

食料住宅農地居住型作物

居住型農作物の条件

🍴

可食性

農作物として、安全かつおいしく食べられる。

🛋️

居住性

中へ入り、眠れ、雨をある程度防げる。

🏗️

構造安定性

壁を食べても、すぐには倒壊しない。

味は非常に良い
しかし住みにくい
とても住みやすい
しかしおいしくない

主な研究分野

🎃HOUSE 01

カボチャハウス建築学

曲面構造で耐風・断熱性に優れ、壁も食べられる代表的住宅。

平均耐用 3週間せめて敷金を取り戻すまで住みたい
🥔HOUSE 02

ジャガイモハウス応用研究

高密度デンプンで壁が厚く加工しやすい「初めての可食住宅」。

高強度壁から芽が出ると住宅失敗・作物成功
🧅HOUSE 03

タマネギハウス生活環境学

入居すると涙が止まらない多層住宅。低刺激品種と換気を開発。

涙量 41%へ削減《泣かないタマネギ住宅2号》
🍉HOUSE 04

スイカバンガロー研究

夏季限定。内部は涼しく、非常時は壁から水分補給できます。

夏季快適真夏に冷蔵保存できない
🥕HOUSE 05

根菜型地下住宅研究

巨大ニンジン・大根を地下住居へ。断熱・防音に優れます。

地下型落ち着くけど、ずっと地下室

超重量化育種区分

100tを超えると、収穫する意味について議論が始まります。原則として栽培地へ直接入居する「現地居住方式」を推奨。

1

超大型作物

50〜500kg

家具・遊具

2

準居住作物

500kg〜2t

物置・簡易シェルター

3

居住作物

2〜20t

1〜2人用住宅

4

超重量居住作物

20〜100t

家族向け住宅

5

農建築級作物

100t以上

公共施設・集合住宅候補

野菜住宅の間取り

🎃
PLAN 01

かぼちゃ1R

一個をそのまま使用。一人暮らし向け。中央に種が残る場合あり。

🎃
PLAN 02

かぼちゃ1LDK

薄い果肉壁で二室へ。広さと強度のバランスが良く最も人気。

🥔
PLAN 03

じゃが2DK

横長で部屋を増やしやすいが、どの部屋も少し丸い。

🧅
PLAN 04

たまねぎ多層住宅

層を壁として複数居住区へ。一部屋改装するたび一枚むける。

🍉
PLAN 05

スイカロフト

種部分をロフトへ。夜に壁を食べる学生が多く、退去時は広い。

食べながら暮らす。

朝食に
窓の横を切る
夕食に
壁を少し削る
来客時に
玄関脇を煮込む
住宅は、少しずつ広くなる。

「生活減築」の基本ルール

01柱に相当する部分は食べない02一日の可食壁面積を守る03窓周辺を広げすぎない04寝室の床を夕食にしない05非常口は最後まで残す06空腹より構造計算を優先
おいしい場所ほど、重要な壁である。

食べた壁が、また生えてくる。

削った部分へ栄養剤を塗り、果肉を数日かけて再生する「再生型住宅補修」。戻りすぎると部屋は狭くなります。

🍴食べる📐広くなる⚠️弱くなる🌱育てる🏠元に戻る
住宅循環型生活

よくある住宅トラブル

🐀

異種先住問題

小さな穴を放置すると、ネズミが人間より先に入居。

🌱

室内発芽

壁から突然芽が出る。育てると数週間後、部屋の中が畑に。

🍄

壁面キノコ

特にジャガイモ住宅で発生。食用品種か確認するまで触らない。

🐛

住宅害虫

害虫にとっては家そのものが食料。一般住宅より深刻。

🌧️

腐食雨漏り

長雨で外皮が傷み、甘い匂いの雨漏り。良い匂いでも修理が必要。

野菜住宅不動産用語

築年数、床面積、資産価値。普通の住宅と少しだけ違う査定が必要です。

新鮮築

収穫可能状態からの日数。数字が小さいほど人気。

食べ残し物件

前の入居者が部分的に食べた中古住宅。家賃は安め。

芽付き物件

すでに発芽。家庭菜園付きか老朽化かで評価が分かれる。

皮付き

外皮をほぼ残した防水性の高い自然派住宅。

可食面積

住宅全体のうち安全に食べられる面積。

残存食料価値

使用後に最終的に何食分残るかを示す査定基準。

夢農・可食住宅実証村

学生と研究者が実際に宿泊し、居住性・耐久性・味・湿度・虫の発生を記録。予約サイト上の分類は、かなり文字通りの「農泊」です。

🎃

カボチャハウス

8棟
🥔

ジャガイモハウス

5棟
🧅

タマネギハウス

3棟
🍉

スイカバンガロー

4棟/夏季
🥕

ニンジンロッジ

2棟
🫑

巨大パプリカ宿泊所

6室

育て、大きくし、中へ入り、暮らす。

1 YEAR

まず普通の野菜を育てる

栽培・土壌・植物生理。最初から家を作ろうとしてはいけません。

2 YEAR

大きくする

巨大化育種・栄養管理・重量支持。実習作物を一人で持てなくなります。

3 YEAR

中へ入る

換気・採光・構造計算。農学部なのに間取り図を描く時間が急増。

4 YEAR

暮らして確かめる

自らの可食住宅へ滞在。卒論提出時の住所が研究対象になることも。

PAST GRADUATION THESES

過去の卒業研究

01カボチャハウスで30日間生活できるか
02巨大ジャガイモ住宅の最適な窓位置
03タマネギ住宅で泣かずに朝食を作る方法
04壁を毎日100g食べた住宅の耐久性変化
05スイカバンガローの真夏日居住性能
06ニンジン地下住宅へ自然光を取り入れる方法
07食べた壁を再生させ続ければ永久に住めるか
08巨大キャベツ集合住宅の可能性
09野良猫はカボチャ住宅を住宅と認識するか
10卒業まで自分の卒論住宅に住み続ける提出時、家の28%を完食

教授陣

PROFESSOR

住田 発芽 教授

居住型農作物育種・可食住宅農学
「野菜に住むことが変なのではない。野菜が小さすぎた時代が長かっただけだ。」

雨宿りで巨大カボチャへ入ったことから研究を開始。実証村に週3日宿泊しますが、普通のマンションも所有。

ASSOCIATE PROF.

根室 芽江 准教授

タマネギ居住環境学・可食住宅換気工学
「住み始めの涙は、だいたい三日で慣れます。慣れない人もいます。」

研究初期は一日平均46回涙を流し、「涙耐性実習」を開講。なぜか毎年人気です。

学科名物イベント

🫑COMPETITION

パプリカコテージ早食い&早住み選手権

入居速度、食べた量、床面積、構造、快適性、外から見えていないかを採点。

🎃OPEN HOUSE

カボチャ住宅内覧会

壁厚・香り・間取り・食感・日当たりを確認。札のない壁は食べてはいけません。

🧅EXHIBITION

涙の住宅展示会

来場者全員にハンカチ。「感動しました」の何割が住宅の影響かは不明。

作物住宅設計ボード

壁を食べて広げ、育て直し、堆肥で補強します。耐久力が0になると倒壊します。

新鮮築 1
PROJECT P-HOUSE 08入居可能
🎃
玄関付近は食べないでください
📐 部屋の広さ6
🛡️ 構造耐久力100%
🐀 異種先住者0
HOUSING MANAGEMENT LOG

建築計画:カボチャハウス。新鮮築1日、入居可能です。

学科でよく使う言葉

食べ減り

居住者が食べて建物が縮小。

生活減築

食事と住宅改修を同時に行う基本概念。

生え戻り

壁が再成長。帰宅時に部屋が狭い場合も。

食べ頃退去

耐用期間終了後、全体を食材利用するため退去。

先住

入居前にネズミ・猫・虫が中へいる状態。

完食

住宅がすべて食べられること。一般建築の解体。

建て穫れ

栽培地で収穫せず加工した最高鮮度物件。

「野良猫が先に寝ていて、今は私が居候しています。」3年生
「研究が終わる頃には、手も服も全部デンプンっぽいです。」4年生
「耐力壁を朝食にするなと教授に怒られました。」3年生
「最初は刺激で、最後は退去が寂しくて泣きました。」4年生
「実験後にみんなで研究対象を食べる打ち上げが好きです。」2年生

こんな人を歓迎します。

  • 巨大野菜を見ると入りたい
  • 農業と建築の両方が好き
  • 間取り図と育種表を同時に見られる
  • 食べられる壁に魅力を感じる
  • 家が発芽しても楽しめる
  • 食と住をまとめたい
  • 家を畑から育てたい
住んでいる家を食べることに強い抵抗がある方には、あまり向いていません。

未来研究計画

🏢

キャベツ集合住宅計画

葉一枚につき一世帯。外側から先に食べられることが課題。

🏨

巨大メロンホテル

客室の壁を夕食用に切り出せる高級宿泊施設。

🏫

カボチャ学校構想

給食の一部を校舎から確保。教育委員会とは未協議。

🏙️

全部食べられる街

住宅・店舗・学校・公共施設を作物で構築。非常時にどこから食べるかが課題。

超重量農作物研究記録

住宅として安全に公開できるまで、生育・構造確認中です。

10 RECORDS
COMING SOON
RECORD001

カボチャハウスで一週間暮らしてみた

構造確認中
RECORD002

壁を毎日食べると何日で家がなくなるか

構造確認中
RECORD003

タマネギ住宅で涙を流さず生活できるか

構造確認中
RECORD004

ジャガイモ住宅の壁から芽が出た

構造確認中
RECORD005

巨大スイカの中は本当に涼しいのか

構造確認中
RECORD006

野良猫はカボチャハウスを家だと思うのか

構造確認中
RECORD007

食べた壁を一か月再生させ続ける

構造確認中
RECORD008

巨大ニンジン地下住宅で三日間暮らす

構造確認中
RECORD009

キャベツ一玉に何世帯住めるか

構造確認中
RECORD010

可食住宅だけで小さな町を作ってみた

構造確認中
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種を蒔く育てる住む食べるまた育てる

目指すのは、永久に壊れない住宅ではありません。

食べ終わったあと、
もう一度育てたくなる住宅です。

超重量農作物開発学科は今日も、畑から家が生えてくる未来を大真面目に育てています。