未完の言葉たちの表紙

USOKO LEGACY BOOK ARCHIVE

未完の言葉たち

著・宇田川ぼや

うそこ大学意味深学部教授

書籍番号
USDN 978-99000000-0-1
発行
うそこ出版
定価
2,200円+税

まえがき(抜粋)

この本は、書くことをやめたときに書き始められた。
私の部屋には、話しかけてこない言葉たちが散乱している。
それらは未完のまま、私の机の隅で静かに発酵している。
読まれず、語られず、しかしどこかで息をしている。
これはそんな言葉たちの“うたた寝の記録”である。

目次

  1. 第1章 黙ってるのにうるさい言葉
  2. 第2章 頭の中で迷子になった比喩たち
  3. 第3章 句読点の置き忘れた日記
  4. 第4章 「まあいいか」で封印したノート
  5. 第5章 文字化けした夢のメモ

著者プロフィール

宇田川ぼや(うだがわ・ぼや)
うそこ大学ぐうたら学部「思考放棄学科」教授。研究分野は「睡眠と発言の境界領域」「思考の半透明性」など。代表論文は「やる気が語る夢の構造分析」。最近の研究テーマは「書こうとして寝た人の夢日記解読」。

著者への質問

なぜこの本を書こうと思ったのですか?

書こうとは思っていませんでした。気づいたら、書きかけのまま本になっていました。むしろ「書かないことで語る」ことに魅力を感じたと言えば聞こえが良いですが、正直に言えば、締切を忘れていただけです。

読者レビュー

★★★★★読み終えてないのに泣けました。どこで泣いたのか自分でも分かりません。未完万歳。
★★★★★「眠くなったら読むべき」と友人に勧められましたが、読み始めたら寝ました。満点です。
★★★½☆書かれていない部分にこそ、著者の“思わない努力”がにじんでいて感動しました。